先々週、2002年からFCバルセロナのトップチームでプレーしてきたアンドレス・イニエスタ選手が、Jリーグのヴィッセル神戸に移籍したと発表されました。テレビニュースで放送されていたので、ご存知の方も多いと思います。
私たちは、1998年にスペインに移住する前からバルセロナファンで、移住してすぐにリーガ・エスパニョーラがテレビ観戦できるように有料テレビと契約して、バルサの試合はほぼ全試合テレビで見てきたので、イニエスタ選手のプレーはもう15年も見ていたことになります。
もちろんイニエスタ選手のカンプ・ノウでの最終試合もテレビ観戦しました。まだまだバルサのトップチームと中心選手として活躍できるのに、なぜバルサを出ていくのか、悲しみが止まらないって感じですが、移籍先が中国ではなくヴィッセル神戸となったので私たち日本人にとっては、朗報ですね!しかも、神戸なので、一時帰国したときなどにスタジアムにまで応援しに行くこともできます(実家が大阪にあるので)!
イニエスタは、もちろんスペイン人なのですが、喜怒哀楽の激しいラテン系人種とは思えないほど、いつも穏やかな人格の持ち主で、プレー中も反則はほとんどありませんでした。また、2010年のワールドカップ決勝戦で決勝ゴールを決め、スペイン優勝に貢献するなど、スペイン代表でも素晴らしい活躍をしてきたので、バルセロナ以外でもとても人気があるんです。スペインでは、リーガでの試合で、相手チームの選手に対してブーイングをするのは普通ですが、スタンディングオベーションすることは本当にまれなんですね。でも、イニエスタはバルサのアウェイでの試合の時でも、交代でピッチを出るときなど相手チームファンにスタンディングオベーションされていた唯一無二の選手だったのです。
ヴィッセル神戸でも背番号は8になるそうです。今まで、8番をつけていた選手がいたそうですが、、、イニエスタにとって8番は単なる背番号の数字ではなく、それ以上の意味があるからです。というのは、8を横にすると、∞になりますよね。イニエスタ選手の才能は無限大と言われているのです。また、5月20日のカンプ・ノウでの最終試合の後には、イニエスタ選手のバルセロナでの活躍を称え、お別れセレモニーが開かれましたが、その時には、イニエスタは永遠に(∞)バルセロナの選手という意味にも使われていましたね。
ヴィッセル神戸でも、バルセロナで魅せてくれたようなプレーをたくさん披露してほしいです!
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