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続・アランフェスへ

今年のスペインの天候は、いつもと様子が違い、春の訪れが非常に遅れています。去年の秋に降雨量がとても少なかったのですが、その分、3月に入ってから雨の日がとても多く、また3月下旬になった今でも気温も低いままです。木々は花をつけ始めていますが、本格的な春の陽気が待ち遠しい今日この頃です。

今日は、前回の投稿の続きです。

王宮からすぐ近くに、王子の庭園が広がっています。約150万㎡もあるそうで、アランフェスのもう一つの見どころである農夫の家までこの庭園を通っていくことにしました。
この日は平日だったこともあり、庭園の中はほとんど人気のない状態でした。でも、木々や道などよく整備されていて、家の近くにあれば毎日でもウォーキングしたいような美しい庭園です。

ガチョウのような鳥を見つけたので、逃げていくだろうなと思いながら近寄ってみると、いつも係の人から餌をもらっているのか、近づいてくるではありませんか。また、かわいいリスが木々を上ったり下りたりしていました。こちらは動きが早くて写真に収めるのには追いかけたりして大変でしたが、いいポーズを決めてくれました。

豪華な噴水も2カ所ありましたが、水は流れていませんでした。家に帰ってからHPで情報を見てみたら、12時台に10分間と17時台に10分間だけ水を出すようです。

王子の庭園を歩くこと約30分。農夫の家に着きました。農夫の家とは、王族が狩りなどをするときに休憩するためにカルロス4世の命で造られた建物です。私は、この日まで農機具などを展示している家なのかと思っていました。周りの土地が、かつて裕福な農夫のものだったことからこの名前が付けられたようです。

農夫の家では、王族は宿泊や食事をしなかったそうで、ただ数時間滞在するために造られたそうなのですが、豪華絢爛な装飾が施されていて、当時のスペイン王族の豪勢ぶりが想像できますね。

ここは、ガイドの説明を聞きながらグループで見学するようになっていて、自由に見学はできないので注意してください。

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2018年03月22日 01:23に投稿されたエントリーのページです。

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