お祭りに行ってきました
9月に入り、大人たちはバケーションも終わり仕事に向かう毎日ですが、子供たちはまだまだ夏休みです。州によっても違うのですが、マドリード州の小学生は今週金曜日8日が夏休み後の学校初日です。中学生以上は、その次の週まで夏休みのようです。
毎年9月初めに、私たちが住んでいるマドリード郊外にあるポスエロ市のお祭りが開催されているので、行ってみました。ポスエロ市の守護聖人である、コンソラシオンのお祭りです。
元々は守護聖人に感謝することから発生したお祭りなので、もちろんミサが行われていました。そのミサの前に、スペインのお祭りではポピュラーな巨人人形のパレードがあります。
そのあとミサが行われるのですが、住民からささげられたお花が教会の入り口に飾られていました。
また、セマナサンタの時のように、教会に安置してある聖人の像が担ぎ出されて、街を練り歩くプロセシオンも行われます。
ポスエロ市のお祭りは一週間続き、その間様々な催し物が企画されています。サン・フェルミン(パンプローナの牛追い祭り)よりはかなり小さい規模とはなりますが、牛追いも行われますし、有名な歌手を招いて無料コンサートを開いたりされています。そして、小さい子供たちも楽しめるように、市役所前の広場にはいくつか遊具が設置されていました。
こういうお祭りは各地方で同じようなものがあるようですね。外国や他の地方から観光客が来るようなものではなく、住民が楽しむために開催されています。
全世界で有名になったスペインのお祭りと言えば、、、そうです!トマト投げ祭り!今年も8月最終水曜日にバレンシアの近くのブニョルで開催されました。一時はあの小さい村に5万人もの人々が押しかけて、問題が発生しましたが、入場券を発売するようになり収容可能な約2万2千人の参加者に制限できるようになったそうです。
日本ではかなり有名となっていますよね?あるサイトのデータでは、お祭りに参加する人々の国別割合によるとスペイン人18%、イギリス人14%、そしてその次が日本人で10%を占めるそうです。確かに、毎年お祭りの時になると、テレビのニュースで現地の模様
が中継されるのですが、いつも日本人らしき若者がインタビューに答えています。
3月くらいから入場券が発売されるようです。興味のある方は、トマティーナの公式サイトhttp://latomatina.info/ をチェックしてくださいね。
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