シーズンオフのホットな話題
7月に入り、日本より一足先に夏休み真っ盛りモードのスペインです。と言っても、マドリードには海岸がないのでそれほどでもないのですが、子供たちが午前中からプールで大はしゃぎしているくらいでしょうか。前回の投稿では、イベリア半島が猛暑で大変だと書いたのですが、6月の終わりから上空を覆う空気が一転、最高気温が20-25度という日が続きました。ようやく今週から30度を超え夏らしくなっています。
サッカーシーズンは終了したのですが、試合以外のニュースが次々と入ってきています。
一番ホットな話題は、FCバルセロナの超大物選手、メッシの結婚式の話題です。もう二人も子供がいるので、結婚しているものと思っていたのですが、正式な結婚はまだだったんですね。メッシの生まれ故郷である、アルゼンチンのロサリオで6月30日に結婚したそうです。こちらのテレビのスポーツコーナーで大きく取り上げられていました。幼馴染という花嫁、アントネーラさんは本当に幸せそうでした。小さい時は想像もできないくらいの優雅な生活ができているんですものね。
http://www.marca.com/tiramillas/actualidad/2017/06/07/5937c0f2e5fdea965a8b4573.html
スペインの代表的なスポーツ紙のHPです
花婿メッシと言えば、今年もピッチ上でも大活躍だったのですが、よくないニュースもありました。2007年から2009年までにベリーズ、英国、スイス、ウルグアイにある複数の会社を使って、コマーシャルなどの肖像権による収入416万ユーロ(約5億2千万円)を脱税していたとして2016年に有罪判決が出たのですが、その後メッシ側がその判決を不服として控訴していました。そして、今年の5月に最高裁判所での判決が出ました。その結果は覆されることはなく、禁錮21か月と罰金209万ユーロ(約2億6千万円)が確定したそうです。スペインでは、暴力犯罪ではない初めての罪において、2年未満の禁錮刑は刑務所にはいかなくてもよいということで、メッシが刑務所入りすることはないそうです。
そして、今度は、レアルマドリードのクリスティアーノ・ロナウド選手にも脱税の容疑がかけられています。脱税したというその額は、なんと約1470万ユーロ、日本円にすると18億1千万円だそうです。とてつもない額に驚愕ですね。。。もし、裁判で有罪とされると、最低禁錮7年、または35億円の罰金が科せられるとか。もちろん、クリスティアーノ側としては無罪を主張しているようです。
メッシにしても、クリスティアーノにしても、本職の選手として脱税容疑がかけられた金額とは別にとてつもなく高額な収入もあるんですよね。その才能は認めますが、あまりにも現実離れした金額なので、我々庶民には想像もできないお金です。
そのほかにも脱税容疑がかけられているサッカー選手や監督はぞろぞろいるようです。全世界で注目される選手が高収入すぎ、そして収入に対しての税金が高すぎるというのが、脱税を試みる人たちが多い理由なんでしょうね。
【ご予約・ご相談はスペイン旅行の専門店イベロツアーへ!】