中世の青空市場
日本では台風が次々に接近し、また秋雨前線の影響でぐずついてすっきりしないお天気の日が続いているそうですね。こちらは、ほぼ毎日いいお天気で、太陽を少し分けてあげたいくらいです。
そんな秋晴れの9月最後の週末に、「Mercadillo medieval(中世の青空市場)」に行ってきました。行ってきましたと言っても、うちのマンションの真ん前の通りで開催されたので、一分もかかりませんでした。金曜日からたくさん人が集まっていて、とても賑やかでした。
この青空市場は、中世時代からあった市場をまねて催されているもので、老若男女が楽しめるようにいろいろ工夫されていました。日本でも江戸時代の宿場町など、昔ながらの町並みやお店はとても人気がありますよね。
まず、最初に目を引いたのが、鷲(鷹?)を使ったショーです。とても訓練された鷲が、三人くらいで列を作った股の下やおでこをくっつけている二人の顔の下を通って、調教師のところへ飛んでいくというものです。文章に書くより写真を見てもらった方がいいですね。
現在でも楽しめるショーですが、昔はもっと人々に喜ばれたでしょうね。
そして、小さい子供が楽しめる遊具がいくつか出ていました。公園にあるような遊具よりはちょっとスリルがあるものです。お兄さんがハンドルを回して動かしていました。子供たちの笑顔がいいですね!
そのほかは、いろいろな出店が出ていて、昔ながらの食べ物や薬草のようなもやアクセサリーなどが売られていました。
そして、お客さんの気分を盛り上げる楽隊がいました。右端のお兄さんが持っているのは、バグパイプです。バグパイプというと、スコットランドの楽器じゃないの?って思われる方が多いと思いますが、スペインでも古くから使われてきた楽器で、ガイタと呼ばれています。
この音色が中世の雰囲気を醸し出すんですよ。
軽く飲食できるスペースもありました。
この時期は例年いいお天気の日が続くので、こういう青空市場にはもってこいです。11月になると雨の多い時期となってきます。
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