日本では台風が次々とやってきて、大変な被害も出ているようで心配です。
ここマドリードでは、、、2週間前の投稿ではまだ残暑が厳しいと書きましたが、その後寒冷前線が通過し一気に気温が下がり、今では特に朝晩非常に涼しくなっております。
毎年夏に日本に一時帰国し、スーパーマーケットで食材を買うときに感じるのは、高いなぁということです。確かに品質はよいのでしょうが、特に野菜や果物など、少量のパックで結構な値段がついていて、かごに入れるのを迷います。
今日は、マドリード近郊に住んでいる私の家の近くのスーパーマーケットや八百屋さんで売っている果物のことを書きたいと思います。
日本では見かけない珍しいもの、通称パラグアジョと呼ばれる桃の一種です。日本の桃をつぶしたような形ですね。日本では見かけなかった変な形なので、買ったことがなかったのですが、ある日日本人の知人が、「あれ、おいしいよ」と教えてくれ、それ以来、初夏に出回るようになるとよく買うようになりました。スペインにも黄桃のようなももも売っているのですが、日本の桃のようにみずみずしくないので、それまであまり桃は食べていませんでした。でもこのパラグアジョはみずみずしく甘くておいしいんです。Wikipediaで調べたら、日本語で「ばんとう」という名前がついているようです。
そして、もう一つ夏においしい果物と言えば、メロン。でも、こちらでよく食べられるのは、ラグビーボールのような形のメロンです。日本でメロンをお腹いっぱい食べようとすると目が飛び出るくらいのお金をかけなければなりませんが、一個約3~4㎏のメロンが6~8ユーロ(700~900円)なんです。味は、たまには外れの時もありますが、、、おいしいのは糖度も高くおいしいです!
いつも半分に切ったものを買います。
それでも、1日では食べきれません。
パラグアジョは春の終わりに出始め、9月中旬くらいまでで。メロンは、もちろん旬は夏なんですが、なぜかずーっと売っています。果物として食べるほか、生ハムと一緒に前菜として食べられたりもするからでしょうか?
スペインに来られたら、市場などで探して食べてみてください!
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