サン・パウ病院
まだまだ続きます。バルセロナ旅行記第5弾、今日はサン・パウ病院です。
サン・パウ病院はリュイス・ドメニク・イ・モンタネールの最高傑作で、前々回の投稿でご紹介したカタルーニャ音楽堂とともに1997年に世界文化遺産として登録されています。2009年までここで診療が行われていましたが、2000年から建築が始まっていた北側に完成した新病院の方にほぼ病院の機能は移されました。その後、4年の月日をかけリフォームが行われ、2014年2月末に見学が可能となりました。
この病院は、1902年から1930年に建築されました。1913年までの最初の期間にリュイス・ドメニク・イ・モンタネールが建築し、1920年からはその息子、ペレ・ドメニク・イ・ロウラが受け継いだそうです。この広大な敷地内にはたくさんのムデハル風の建物が建ち並び、またオレンジの木々も美しく植えられ、とても美しい空間です。
現在は、本館とその他2つの別館の中を見学できるようになっています。その一つでは、病院として治療が行われていた当時の様子を写した写真などが展示されていました。天井や壁のタイルが素晴らしく、現在の病院の建築物とはまったく違う手がこんでいる建築物です。
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