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カサ・ミラ

バルセロナ旅行記の第四弾。今日はカサ・ミラについて書きたいと思います。バルセロナのメインストリートの一つである、グラシア通りに面して建つ「カサ・ミラ」。バルセロナ市民にはLa Pedrera(石切り場)と言う名前で呼ばれており、HPやパンフレットにもカサ・ミラとは出ていません。もちろん、今まで何度もこの建物は外からは眺めておりましたが、今回初めて中を見学しました。

こちらも、入場券をネットで購入しておきました。30分毎に入場時間が区切られています。実際、その入場時間まで時間が余り、ホテルで時間をつぶすことになってしまいましたが、入場券を購入するために並ぶ必要はありません。

入場の前にガイドフォンを借ります(入場料に含まれています)。ありがたいことに日本語のガイドもありました!それもそのはず、入場料は20.50€とかなりお高めです。でも、日本語の解説でとても分かりやすかったです。スペイン語では建築用語など、理解できない言葉が多いからです。

入場したら、まず建物の中央にあるパティオに出ます。各家の採光と通気のために設けられたパティオで、上から差し込む光によって壁に描かれている絵が美しく映えます。

その後、エレベータで屋上まで上がります。このエレベータは小さいため、少し並ばないといけませんでした。

屋上に上がると、「これぞガウディ」と言うべき、他では見られない形状の階段出入り口や暖炉の煙突や通気口などが配置されています。そして、ここから眺められるサグラダ・ファミリアは一味違った趣があります。

下に下りると建物の最上階がガウディの作品を紹介する博物館になっています。建築に興味のある人は必見です。また、ガウディのデザインした家具なども展示されています。

さらに下に下りると、建物の5階部分になりますが、この建物のマンションの一室を見学できるようになっています。ここで、20世紀初め頃のバルセロナ上流階級の暮らしぶりや部屋や台所などの配置を見学できるようになっています。また、特徴的なバルコニーの飾りやドアの取っ手や床も間近から見ることもできます。

そして、階段を下りてカサ・ミラの見学は終了です。他に展示場があり、展示会が開催しているときはそちらも見学できるようです。

また、夜の見学ツアーもあるようです。屋上の煙突などにプロジェクションマッピングで色づけするなどしているようです。こちらも素晴らしそうですね。

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2016年02月17日 00:42に投稿されたエントリーのページです。

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