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秋の訪れ

毎年10月の最終土日にサマータイムが終了します。日曜日の夜中の3時が2時に戻されるのでこの日だけ25時間。1時間余分に寝られるというわけです。その翌日から1時間ずれるので日没の時間も1時間早くなり、そうすると秋になったなぁ、冬に近づいたなぁと感じます。

秋といえば、紅葉ですね。マドリードは内陸にあるので最低気温がもう10度以下に下がる日もあります。なので、紅葉も日本より進んでいるのではないでしょうか。ただ、スペイン(マドリード)では紅く色が変わる葉をもつ木がとても少ないです。うちの近所ではここくらいです。桜っぽい花が咲く木は葉が赤くなりますが、もっとえんじ色の葉ですね。それと、ツタ系のものが少しあるくらいです。黄色く変わる木はたくさんありますが、すぐに茶色くなってしまう木も多いので、紅葉に関しては日本の方が美しいのではないかと思います。


   カエデ科の木のようですが、葉が大きいです。

そして、秋の味覚と言えば、きのこですね?近所の八百屋さんでは秋になるといろいろなきのこが売り出されます。普通のスーパーマーケットでは、マッシュルームとSeta(きのこ)というものはいつでも買うことができます。Setaはどういう種類に分類されるのかわかりませんが、ひらたけに似たものです。

日本のきのこでポピュラーなものは、しいたけ・しめじ・えのき・マツタケですね。しいたけは大きいスーパーマーケットに行けば買えることもできるようになりましたが、しめじ・えのきは中華食材を扱う店などに行かないと買うことができません。でも、これらもつい数年前から生のものが買えるようになったんですよ。そして、マツタケはこちらではまったく見たことがありません。

逆に近所の八百屋では、日本では見たこともないきのこが出ているので、興味津々です。まずはとても大きくて目を引く、Boletus。これはイタリア料理でよく使われるポルチーニですって。結構お値段がするものなので、買ったことはありませんでした。バルなどでもソテーしたものがありました。Niscalosはかさのひだのところに緑色のカビみたいなものがついているんですよ。


    Boletusのソテー、フォアグラ入り

そしてこちらの写真も日本じゃお目にかかれない種類のきのこたちです。ところが、調べてみたら一番左のSetas de cardoはエリンギのことなんですって。日本であの太い茎のエリンギを栽培できるようになったとネットでは出ていました。

これらのきのこは、ソテーやアヒージョやスープにしたり、またまたお肉や魚と調理したりいろいろな調理法で食べられているようです。

この時期にいらっしゃったら是非日本では食べられないきのこをご賞味あれ!

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2015年10月28日 00:48に投稿されたエントリーのページです。

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