コルドバに到着してすぐ、一つ目のパティオ祭りのルートを巡り、お昼ご飯を食べた後、近くにあったヴィアナ宮殿の見学をしました。
スペインには、なんとか宮殿と名のつくところはたくさんありますが、このヴィアナ宮殿の特徴はなんと言っても、12個のパティオ(中庭)と1つの庭園があることでしょう。それらは入念に手入れが行き届いており、飽きのこないようにそれぞれ違った楽しみ方ができるように工夫をこらして造られていました。この日は5月初めだったにもかかわらず、とても暑い日だったのですが、中庭に設置されているいすで休みながら見学できて、気持ちのよい夢のような午後のひとときでした。
ヴィアナ宮殿の見学は、パティオだけの見学(5ユーロ)と宮殿内のガイド付き見学込み(8ユーロ)と選ぶことができます。パティオだけの見学は、お昼休みがなく、昼食後すぐに見学することができました。
庭が自慢の宮殿だけに、パンフレットは、それぞれの庭に植えられている植物が詳しく説明されています。今のように観光地のひとつとして一般公開されたのが、1981年ですが、その前はパティオ祭りで何度も入賞していたそうです。
美しい庭をゆっくり休みながら見学していると、宮殿内のガイド付き見学の時間になったので、入場券を交換してもらいガイド付きの見学の予約もしました。こちらは、予約が必要です。というのは、ガイド付きで廻るので、一回に20人と人数が決まっているからです。ガイドは残念ながらスペイン語のみです。一緒に説明を聞きながら、宮殿内のお客様を迎える部屋やプライベート空間や美術品などのコレクションを見学します。
お勧めは、やはりパティオ祭りが開催される5月前半だと思います。この時期は暑くもなく寒くもなく(たまにこの日のようにとんでもなく暑くなるときもありますが)、それに加え咲く花が多いからでしょう。でも、違う季節にもどんな庭になっているのか、また訪れてみたいと思います。
ヴィアナ宮殿の見学の後に見つけた、通りに面した建物に飾られた花。
ここまでにするのには、お金と手間がかかってますよね~
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