ずっと行きたいと思っていた、コルドバのパティオ祭りに行って来ました！ため息が出るくらい美しく飾り立てられたパティオを満喫できた旅でした。
マドリッドからコルドバまで、AVEで1時間45分くらい。スペインに住みだしてはや16年経ちますが、今回が初めてのAVEです。やはりAVEは早くて便利ですね。
コルドバに着いたら、駅にあるツーリストインフォメーションに直行して、コルドバ市内の地図とパティオ祭りの地図をもらいました。パティオ祭りというのは、アンダルシア特有の中庭（パティオ）を花や観葉植物で飾り、1921年からその美しさを競うコンクールが行われているのですが、一般の観光客にも個人所有（共同住宅のところも多い）のパティオを公開していて、自由に入ることができるようになっているのです。コンクールに参加しているパティオは、今年は50。そのパティオを効率的に廻ることができるように、６つのルートが設定してあり、それがわかりやすくかいてあるのがパティオ祭りの地図です。他にも音楽や踊りなどの催し物もあるので、それについての情報も書かれています。
まずはホテルに直行して、チェックインして荷物をあずけました。そして、フロントの人にどこのルートがお勧めか、聞いてみました。すると少し遠いところにあるルートがお勧めということでどうしようかと思いましたが、そのルートの近くに見たいと思っていたヴィアナ宮殿も近かったのでそこから廻ることにしました。
約15分歩き、一個目のパティオへ。入るなり、すばらしい花の飾り付けにうっとり。コンクールに参加していて自由に入れるパティオは写真のように入り口にゴールドクレスト（だと思いますが、、、）が２つ置いてあるのですぐに分かります。それに、アルバイトのお兄さん、お姉さんが立っていて、パティオがせまいところは入場制限されたりします。パティオの所有者がいて世話の仕方など話してくれる人もいますし、また、昔のパティオの様子を見られるようにしているところもありました。
表の通りからパティオに入る通路のタイルも素敵です。
パティオだけでなく、通りから見えるバルコニーなどにも花が飾られてとてもとても美しく、思わず写真をたくさん撮ってしまいました。
翌日はホテルから近い、アルカサルに近いルートに行ってみました。ここは古くからある街で定評もあるようで、かなり観光客も多かったです。金曜日だということもあったのでしょうが、パティオに入るまでに行列ができているところもありました。
コンクールに何回も入賞しているところはやはりすごかったです。
毎年、5月の前半の14日間に開催されるこのコンクール。ちょうど日本のゴールデンウィーク後半とも重なるので、是非是非訪れていただきたいです。
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