明けましておめでとうございます。本年も、イベロジャパン、スペインコラムをどうぞよろしくお願いいたします。
昨年末に一泊で訪れたサラマンカについてご紹介したいと思います。サラマンカへは、マドリードに移住して数年後、今から約14年前に一度訪問しています。しかし、当時は子ども達がまだ小さくゆっくり観光できなかったので、今回はじっくり見学しました。
初日は、マドリードから出発、前回の投稿でご紹介したラ・アルベルカを訪れ、夕方サラマンカに着きました。宿泊は、5つ星ホテルのパラシオ・デ・サン・エステバンを予約しました。ここは、サン・エステバン教会の隣にあり、修道士たちの宿泊施設だった16世紀の建物をホテルにしたところです。5つ星ホテルと言っても、宿泊費のみなら一人1万円もしませんでした。もちろん建物は500年以上前のものでも内装はしっかりしているのでとても快適です。何といっても、サラマンカ旧市街の見所にとても近いので観光には便利です。
ホテルにチェックインした後、ローマ橋に行きました。ホテルからは徒歩約5分。とても近いです。
トルメス川にかかるローマ橋は2つの部分に分かれています。旧市街側のプエンテ・ビエホと延長部分のプエンテ・ヌエバ。プエンテ・ビエホがローマ時代に造られたものだそうです。プエンテ・ビエホが建造された正確な時は分からないということですが、69年から79年にローマ帝国の皇帝だったウェスパシアヌスの時代には建造されていたと言われています。そして、12~13世紀にプエンテ・ヌエバが増築されたそうです。当然ながら何度も修築が行われ、そのおかげで約2000年も経った今日も渡ることが出来ます。
川の両側には遊歩道が作られており、散歩やジョギングを楽しむことができるように整備されていました。川の反対側からローマ橋とカテドラルの写真はなかなかいい出来ばえになったようです。
絵はがきにできそう?
夕食をとるために旧市街に出かけました。主な建物がライトアップされていてとても美しかったです。是非、昼間だけでなく夜にも散策していただきたいです。
次回もサラマンカをご紹介していきたいと考えています。
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