日本では立春が過ぎましたが、まだまだ寒さが厳しい日もあり、日本海側の地方では雪も多いそうですね。スペインでもこの冬、それほど寒さは厳しくはなかったのですが、マドリッドではまだ春には遠いという感じです。
2014年に入って1ヶ月と少し経ちましたね。スペインでは1月にいろいろな値段が改定されます。今年も電気料金や電車の運賃などが値上げされました。その中で、日本からの旅行者の皆さんにとって重要な変更がありましたのでお知らせいたします。
それは、マドリッドのバラハス空港とマドリッド市内の間は料金が30ユーロに均一化されたことです。今年1月7日からこの料金システムが導入されました。
これは、タクシードライバーによる料金ごまかしをなくすためのものらしいのですが、、、タクシードライバーや一部の利用者には不評のようです。というのは、マドリッド市内というのは、正確に言うとM30という道路の内側なのですが、広範囲になります。バラハス空港から近いところは以前の料金から比べると大幅な値上げになるようです。
でも、旅行者にとっては、以前あったような空港発着やスーツケースの追加料金などがなくなったので、確かに分かりやすいかもしれませんね。ただ、ガソリン価格の高騰によるタクシー料金の値上げが続いたことと、近頃の円安のために、数年前に比べるとずいぶんスペインのタクシー料金は高くなったと感じるのではないでしょうか。
そして、この空港と市内の間の均一料金はマドリッドだけで、バルセロナではまだ従来どおりのようです。バルセロナでも料金は値上げされたそうです。
最後にマドリッド市役所が定めたタクシー料金表を載せます。他の地方ではまた違う料金体系が採用されていますが、市内・空港間の均一料金以外はだいたい同じくらいの料金になると考えてくださって大丈夫だと思います。
平日の朝6時から夜9時まで 初乗り 2.40€ 1km毎 1.05€
それ以外の時間帯 初乗り 2.90€ 1km毎 1.20€
追加料金
・バスターミナル、主要駅からの利用には3€
・クリスマスイブ、大晦日の夜の利用には6.70€
また、渋滞などで速度が遅くなる場合は上記の表で計算した額よりも高くなることがありますのでご注意ください。
スーツケースを持っての移動や急いでいる時には何と言ってもタクシーが便利です。今日の投稿を参考になさって、快適なスペイン旅行をなさってください!