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タブラオに行ってみた

今年のセマナ・サンタは、3月28日から31日でした。セマナ・サンタとは復活祭の週ということで、木曜日と金曜日が祝日で毎年4連休となります。このセマナ・サンタは、太陰暦をもとに決められるので年によって日が変わります。毎年3月22日から4月半ばごろまでにあるのですが、この時期は天気が変わりやすい時期で、今年も例にもれず雨が降ったりやんだりの不安定な肌寒い日になりました。そして、3月末(先週日曜日の未明)にサマータイムに移行しましたが、その後もまだ春本番と言えない天候が続いているマドリッドです。

今日も3月に日本から来た親戚の子と一緒に行った場所を紹介したいと思います。今回は、フラメンコショーがとても近くで見られるタブラオについてです。

スペイン旅行にいらっしゃったら、素晴らしい建築物を見学し、おいしいスペイン料理やワインに舌鼓を打つのはもちろんの事、是非本場のフラメンコを見てください。アンダルシアではもちろん、スペインの大きい都市なら必ずタブラオというフラメンコショーを行うレストラン(バル)があります。マドリッドにもいくつかありますが、今回はCorral de la Moreriaという王宮から徒歩5分くらいのところにあるタブラオに行きました。


   ライトアップされたアルムデナ大聖堂。とてもきれいでした!

ここでは、毎晩2回ショーがあります。私たちが行った3月は8時半と10時半くらいに開始でした。今回もう一度このタブラオのHPを見てみたところ、時間帯が変わっていたので、その時期(冬季か夏季か、4月から10月くらいまでが夏季)によって変えているようですね。そして、ここで夕食をとることも出来ます。私たちは、家で軽く食事を済ませ、ドリンクだけの予約にしました。

タブラオに到着して会場に入ると、すでに夕食をとっている観客で会場内はほぼ満員でした。スペイン時間で開始時間も遅くなったりするのかもしれないね、なんて言っていたら、時間通りにギタリストが登場!開始時間は正確にしているみたいです。

それからショーは1時間20分続きました。女性3人の踊りや一人ずつの踊り、また男性の踊り、合間にギター演奏などなど。1時間20分はあっという間に過ぎました。何と言っても、素晴らしいのはサパテアードと言う足の踏み鳴らしと手拍子の早いリズム。「オレー!」と思わず言いたくなったのですが、観客はほとんど外国人だったようで「ピー」や「キャー」の歓声が上がっていました。とにかくすぐ近くで見られるので、迫力満点です。男性の踊りでは、汗が飛び散ってきそうな感じでした。余談ですが、帰るときにスタッフが欧米の観客に「スパシーバ」と言っていたので、ロシア人だったのですね。とても多かったです。

ショーが終わって一気に観客が帰ったら支払いはどうなるのか気になりましたが、ショーの終わり間近になるとスタッフが料金を請求しにきます。予約や支払いなど、イベロジャパンでお願いしておけば安心ですね。イベロジャパンでは、私たちが行ったタブラオではなく、Corral de la Pachecaというところで予約を受け付けています。このタブラオのHPはこちら。
http://www.corraldelapacheca.com/

そして、スペイン旅行とタブラオへ行くことが決まったら、フラメンコの知識を少し頭に入れていらっしゃってください。過去の投稿にフラメンコのことを3回くらい続けて書きましたので、よろしかったらご覧下さい。http://www.spain-column.com/2011/03/post_110.html

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2013年04月04日 00:12に投稿されたエントリーのページです。

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