9月に入り、日本の皆さんはもう夏休み気分はすっかりぬけた頃でしょうか?このスペインコラム、8月はお休みを頂戴しておりましたが、9月から投稿を再開します。
今年のスペインはとても暑かったようです。私がマドリッドに戻った8月21日からも1週間くらいは最高気温が40度近くまで上がりとても暑かったですが、その後涼しくなっており、まだまだ残暑に耐えている日本の皆さんには申し訳ないくらい、いい気候となっています。最低気温が15度最高が30度で、日中はそこそこ暑いのでプールサイドで談笑したりテラスで飲み物を飲んだりまだ夏の気分も味わえます。
レオン観光に関する投稿の第3弾です。
まず訪れたのが、サン・イシドロ教会。カテドラル前の広場から歩いて約5分です。まずは、聖堂の方へ入りました。前回の投稿でも書きましたが、レオンに行く前は観光ができるかどうか分からなくて、予備知識ほぼゼロで訪れましたが、うわさにはパンテオン(霊廟)の天井画が素晴らしいと聞いていたので、それらしきものを探しましたが見つかりません。
一旦、外に出てキョロキョロ。そうすると、右側にもう一つ入り口がありました。PANTEON MUSEOと書かれています。中に入ると、そこは売店になっており、それらしきものはない。パンテオンはどこにあるのか売店の人に聞いてみると、奥に美術館やパンテオンに通じる入り口がありました。そして、その売店で入場券を買うことができます。ラッキーなことに、その日は木曜日の午後で無料で入場できました。
最初は美術品や古書などを見学し、そのあと10~12世紀に栄えたレオン王国の王、王妃達の霊廟となっているパンテオンに入っていきます。ありました!12世紀の見事な天井画です。撮影は禁止されていましたので、どんな絵なのかは、教会のHPをどうぞ。
http://www.sanisidorodeleon.net/visita_panteon.htm
開館時間や入場料などのインフォメーションはこちらです。
http://www.sanisidorodeleon.net/informacion.html
サン・イシドロ教会をあとにして、今度はカテドラルの見学です。今までスペイン中の有名なカテドラルをいくつか見学しましたが、カテドラルだけの見学は無料でした。でも、ここレオンのカテドラルは5€必要です。ミサのために訪れる信者は無料で、観光客は有料としています。5€払えば、電話のような形をした音声ガイドで説明が聞けますし(残念ながら、日本語のものはありませんでしたが。。。)、その入場料のおかげであの素晴らしいカテドラルが後世にまで残されるなら納得です。
カテドラルのオフィシャルページはこちら。
http://www.catedraldeleon.org/index.php?option=com_content&view=category&layout=blog&id=59&Itemid=1
開館時間等のインフォメーションはこちらです。
http://www.catedraldeleon.org/images/stories/Horarios_y_tarifas.pdf
なんといっても圧巻はステンドグラスです。様々な色と模様、その数の多さ。音声ガイドの説明によれば、一日のうちでも太陽の光によって色合いが変わってくるそうです。ゆっくり見学を終えたあと、カテドラルの裏側をまわってみました。
駅へ戻る途中に、あのガウディが設計したボティネス邸(Casa Botines)に寄り、写真を撮りました。ここは、カタルーニャ地方の外に存在する3つのガウディによる建造物の一つです。現在はエスパーニャ銀行の支店と住宅として使われているので、残念ながら中を見学することはできません。
その後、駅に向かいマドリッド行きの電車に乗りました。あまり一人旅はしたことがないのですが、自由気ままに行きたいところにいけるし、居たいだけ居れる。一人旅のいいところですね。子供たちももう大きくなったし、これからあちこち一人旅を楽しみたいと感じたレオンでした。