タラベラ焼きの街へ
2011年もあと一月残すのみとなりましたね。マドリッドも朝晩の冷え込みが厳しくなってきています。先週の金曜日、友人と私の家から車でタラベラ・デ・ラ・レイナ(以降はタラベラのみ)へ行って来ました。二人ともタラベラ焼きを買いに行きたかったのです。
タラベラには、水量の豊富なタホ川が流れており、その流域で良質の土がとれることから、タラベラ焼きがさかんになったようです。
タラベラはGoogle Mapでこの位置です。マドリッド市内からは100キロ強ありますが、この日はお天気もよく、おしゃべりしながらの移動はとても早く感じました。
夫の会社にタラベラ出身の人がいて、お勧めのタラベラ焼きのお店をいくつか聞いておりました。タラベラ旧市街に入るまでは順調だったのですが、市街地に入るとどこにいるかわからなくなってしまいました(カーナビがついてないので・・・涙)。でもたまたま通った道でお店をみつけ、そしてすぐ近くに車をとめることができたので、その店に行くことに決定。
ここではお値打ちな商品がずらり。友人は植木鉢を中心に大人買いしました。
その後、旧市街を散策。タホ川にかかるローマ橋の近くに別のタラベラ焼きの店を発見。こっちは遺跡近くにあるので、観光客向けの店という感じで先ほどの店よりはお値段が高かったのですが、洗練された食器類が中心で私はとても気に入りました。
ここで、私はいくつか購入を決定。支払いのときに、ここの店主がいろいろと話してくれました。バルセロナオリンピック開催の年、1992年に、伊勢丹デパートが日本各地でスペイン物産展を開催し、そこでタラベラ焼き絵付け実践をするために日本に行ったことがあるとか、この店の奥で絵付け作業をしていて、それを窯で焼いているとか、などなど。お金を払った後に、絵付けしているところを写真に撮らせてもらいました。
この写真に出ている水差しは、レオンで販売しているそうです。グレゴリオ暦に関する絵だそうで、かなり売れ行きがいいらしいですよ。
今回私が購入した品物はこちら。ふた付きの鉢には、お漬物をいれています。おしゃれでしょう?とても気に入っています。もっとお皿など買ってこればよかったと後悔しています。
タラベラの街についてはまた次回の投稿で。お楽しみに!