1年ぶりの一時帰国をしています。何度帰国しても時差ぼけがあり、ふとんに入っている時間は長いものの深く睡眠できている時間が短い為、体と頭がすっきりしない日が続いています。逆にスペインに移動した時も時差ぼけはありますが、日本に来る時よりも軽いです。西へ移動するよりも東へ移動する方が時差ぼけが重くでると言われていますが、本当にそうだと思います。また、ご存知のように大型の台風6号が近付いており、また進行速度がかなり遅い為、風雨が強い時間が長く続くとの事。日本は、地震、津波、そして台風と、本当に自然災害の多い国だと感じます。この台風による被害が大きくならないように祈っています。
さて、先日、ユネスコの世界遺産に、小笠原諸島と平泉が新たに登録され、大きなニュースとなりましたね。これで日本の世界遺産は、文化遺産が12、自然遺産が4となりました。
では、スペインの世界遺産はいくつあると思いますか?なんと、文化遺産が37、自然遺産が3、複合遺産が2、そして無形遺産が9です。登録数の世界一位はイタリア、スペインは次いで二位の座を占めているということです。
その中でも都市の中の旧市街全体が世界遺産として登録されているものだけでも、13も有ります。こちらは、http://www.iberotour.jp/CP/index.php で詳しく説明されているのでよろしかったらご覧下さい。
どうしてスペインに世界遺産の数が多いのでしょう?それは、中世の時代に繁栄をきわめ、素晴らしい建造物を数多く建築できる富が集中していたこと、そして地震という自然災害がほとんどないこと、これが2つの大きな要因であることは明白です。
スペインに世界遺産が多くあるということは知っていましたが、実際に登録数を日本と比較してみた事もなかったので、今回調べてみて驚きました。今までの投稿でスペインの世界遺産に登録されているものなどいくつか紹介してきていますが、他にもまだ紹介していないものもたくさんありますので、今後紹介していけたらいいなと思っています。
最後に世界遺産には登録されていませんが、スペイン王室の繁栄を証明する財宝が数多く展示されているマドリッドの王宮を、カンポ・デ・モロから眺めた写真をどうぞご覧下さい。
これからまだまだ暑い日は続きます。節電が要求される日本で初めての夏、熱中症などおこさないよう、皆様くれぐれもご自愛ください。