長かったバケーションも終了です
日本の皆様、残暑お見舞い申し上げます!
今年も7月の初旬から8月20日まで日本に一時帰国しておりまして、8月は投稿をお休みさせていただいておりました。今年の日本はとても暑い夏でしたよね。日本はまだまだ猛暑が続いているそうで、本当にお気の毒様です。スペインもとても暑い夏だったようで、アンダルシアのセビージャなどでは40度近くまで気温が上がる日がかなりあったようです。もうこのコラムでも何度も書いておりますが、湿気がないので影にはいると涼しく、家のなかでは扇風機の風があれば心地よく過ごせます。それでも、最高気温が35度以上になるとちょっとバテ気味になってしまいます。日本の大阪や名古屋では35度以上の気温+湿気、早く秋らしい天気になるといいですね。
今日から9月。学校が始まるまではまだ少し(学校によって違いますが、あと大体1週間くらい)ありますが、大多数の社会人は今日からお仕事復帰のようです。2週間から1ヶ月の休みからの復帰はつらいようで、テレビのニュースなどでバケーション後病として、機嫌が悪い、集中力がないなどの精神的なもの、身体に現れるいろいろな体調不良があるとレポートしていました。
日本人は、1週間くらいの休暇ならなんとか過ごせるでしょうが、それ以上となると時間をもてあましてしまって(もちろんお金がたくさんあっていろいろと旅行できるのならいいのでしょうが)、仕事に復帰できることを喜ぶ人も多いのではないでしょうか?もうスペインでの生活が12年になる私も、もし家族で海辺に一ヶ月滞在することとなったら、、、ちょっと考えてしまうかもしれませんね。特に何かをするというのではなく、家族でいろいろおしゃべりしながら、食事をしたりして楽しく過ごすというのが、昔からあたりまえなスペイン人ならではのバケーションの習慣なんでしょう。本当に、これも何度も書いていることですが、お国柄でこうも違うものなんですよねえ。
世界最高リーグとされている、サッカーのスペインリーグも先週末から2010-11年のシーズンが始まりました。我が家が応援するFCバルセロナは、今シーズンからスペイン代表チームのストライカーとして活躍したビジャが加入し、さらなる戦力アップができました。、初戦はアウェイでラシン・デ・サンタンデールと戦いましたが、0対3で快勝しました。皆さん、覚えていらっしゃるでしょうか?南アフリカのワールドカップ決勝で、決勝ゴールを決めた、イニエスタ選手。彼がその今シーズンの最初の試合で、後半に交代でピッチを出るとき、サンタンデールのサポータたちも、彼に拍手を送ったという素晴らしい光景を見ることができました。相手チームをののしったり、ブーイングすることはよくあっても、こういうことは滅多にないことなんですよ。
先週の金曜日には、先シーズンのヨーロッパカップで優勝したアトレティコ・マドリードが、チャンピオンズリーグで優勝したイタリアのインテルを下しました。そして、レアル・マドリードの監督に、バルセロナの宿敵、モウリーニョ氏が就任しました。今シーズンもスペインリーグは大いに盛り上がりをみせてくれることでしょう。
そして、このマドリードからのコラムも、途中お休みしたりしていましたが、ベッカムがレアル・マドリードに移籍した2003年から書き始めており、もう丸7年になりました。だんだんネタもなくなりつつあるのですが(汗)、これからもスペインの素晴らしいところをどんどんご紹介していきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。