3月の半ばには春らしい日が続いたものの、この一週間は冬に逆戻りしています。日本と同じように寒暖を繰り返しながら本格的な春になっていくんですね。今年の聖木曜日は明日。学校は先週の金曜日からお休みとなっていて、海や山やふるさとへ旅行に出る人が多く、主要な幹線道路では渋滞が始まったとニュースで言っていました。
今年に入ってからポルトガルへの旅行について書いていましたが、ひとつ大事なことをお伝えするのを忘れていました。リスボンの中心地から西に約6キロのベレンにある、パステイス・デ・ベレンというお店です。甘いものに目がない我が家の大のお気に入りの店です。
カスタードクリームパイと言えばお分かりいただけるでしょうか?ポルトガルではパステイス・デ・ナタと呼ばれるこのお菓子は、ポルトガルのどこでもあるお菓子らしいですが、なんと言っても、創業1837年というこの老舗のものが最高ということです。注文すると焼きたてをもってきてくれ、外のパイ皮がサクサクしていて、中のクリームはしっとり甘さ控えめ。この日は、グラス入りのミルク・コーヒー、ガラオンと一緒にいただきました。日本のスイーツに慣れていると海外のものって甘すぎるものが多く、またスペインではパサパサしていて、あまりおいしいものがないのですが、ここのお菓子は、スペインから旅行した日本人の友だちも絶賛しています。
店の中はとても広く、大きな部屋が何個かあって、2・300席はあると思います。今回、この店に来たのはもう4回目になりますが、いつも観光客であふれています。この日も、座るのに行列ができていました。店内はタイルが貼られていてとてもポルトガルらしい雰囲気です。リスボンに旅行されるときは、是非お立ち寄りください!