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2010年02月 アーカイブ

2010年02月04日

美味!ロカ岬近くのレストラン

今日は日本では立春ですね。ここ、スペインマドリードでは朝の気温が約0度と、まだまだ冷え込みは厳しいのですが、日中は13-4度まで上がる日があり、また花屋の店先ではチューリップが出るなど、少しずつ春が近づいてきているんだなと感じる今日この頃です。

2010年お正月のポルトガル旅行記の第三弾。今日は、ポルトガルのおいしいレストランのご紹介です。

ポルトガルではなんと言っても魚介類がおいしいです。シントラへの観光の後、知人に紹介されたロカ岬に近い、「Refugio Da Roca」にお昼ご飯を食べに行きました。

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ポルトガルのレストランでは、テーブルに案内されると、必ずテーブルにチーズなどのおつまみ的なものが置いてあります。これはサービスではなく、もし食べればしっかりお金を取られますし、いらなければ食べずに横のほうに置いておけば下げていきます。ここのレストランは、写真のように中がとろとろ状のチーズとオリーブが出ていました。注文した料理が出てくるまで、パンにチーズをつけておいしくいただきました。スペインにはこういうおつまみのシステムはまったくないので、このことを知らなかったときは、頼んでないのにとかなり戸惑いましたね。無料のサービスなんだろうかと悩んだり。

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ここでは、やはり魚介類の料理をたくさんいただきました。子供たちが注文した魚介類のスープ、ちょっと味見させてもらいましたが、濃厚な味でとてもおいしかったです。その同じスープで煮込んだ魚介類のリゾット、これも最高においしかったです。上に乗っているのは、香草。ポルトガルでは結構この香草がアクセントに使われています。すずきの焼き魚、ほんのり炭の香りとほどよい塩加減。そして、めずらしいイカの串焼き、これもとてもおいしかったです。

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    天井に引っ掛けるところがあり、そこから吊り下げられます。
     イカの間にベーコンやピーマンもささっています。

ポルトガルではもちろんポルトガル語が話されています。スペイン語と似ているということもあり、こちらがスペイン語で話すとなんとなく向こうは理解してくれるようです。が、ポルトガル語で話されるとこっちはほとんど分かりません。それで、レストランでの注文は英語を使ったりしますが、食べ物の名前や調理法など英語は使い慣れておらず、メニューから選ぶのも一苦労です。イカの串焼きのことなど、あの地方ではよくあるものなのかとか、いろいろ聞きたいことはあるのですが、言葉が通じないので聞けなくて残念です。

おいしいものでおなかが満たされ、幸せな気分でユーラシア大陸最西端のロカ岬へ行きました。お天気は良くありませんでしたが、全く寒くはなくてたくさんの観光客が訪れていました。この記念撮影スポットも次から次へと人が来て、人が入らない写真は撮ることができないくらいでした。

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ポルトガル旅行記、まだまだ続きます。お楽しみに!

2010年02月17日

「谷間の真珠」と呼ばれるオビドスへ

ポルトガル旅行記第4弾、今日は旅行3日目に訪れたオビドスのご紹介です。オビドスは、リスボンから100km弱のところにある城壁に囲まれた小さな村で、中世の時代からそのまま残されたようなとても美しい村です。1282年にイザベル王妃がこの村を訪れたときにすっかり気にいってしまい、その後村全体が王妃にプレゼントされ、1834年まで代々の王妃の直轄地となっていたということで、大切に保存されてこられたのでしょうね。

車では高速道路を利用して、50分くらいかかりました。駐車場へ車を置いて、歩いていくとすぐ村への入り口、ポルタ・ダ・ヴィラです。18世紀のものといわれるアズレージョがとても美しいです。

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おみやげ物屋やバルなどが建ち並ぶ石畳の道をまっすぐ進んでいくと、サンタ・マリア広場、サンタ・マリア教会のところに出ます。サンタ・マリア教会は、オビドスの村にふさわしい小さな教会。内部の壁が青い模様が入れられたアズレージョで装飾されており、窓から入る光で美しく輝いていました。

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教会を出てもう少し歩くと、もう村の一番奥にあるポザーダに到着です。ポザーダの庭から城壁の上へ上がってみました。城壁の外の風景や村の屋根などの眺めを楽しみながら、ポルタ・ダ・ヴィラのところまで戻りました。昔は、ここを兵隊さんが見張っていたのでしょうね。

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村の中にある家々は、レンガ色の屋根に白い壁、その壁を青や黄色のペンキでアクセントがつけられ、とてもかわいいです。この時期は冬だったので、残念ながらお花はほとんどなかったのですが、春から秋には色とりどりのお花が飾れられるというので、もっともっと魅力的な村になるのでしょう。

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この村を去る前におみやげ屋さんで、ジンジャというさくらんぼに似た果物のお酒を買いました。家に帰って飲んでみたら、梅酒の味に似ていました。甘くて口当たりがとてもよかったです。日本に持ち帰るとなると重いですが、オビドスのお土産に喜ばれると思います。

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