日本の太平洋沿岸部ではまだまだマフラーは必要ないでしょうが、ここマドリードでは朝の気温が2度くらいまで下がっているので、しっかりあったかくして出かけないといけません。寒い時期になると我が家の近くに登場するのが、チューロス屋の屋台です。
なんかすごく暗ーい屋台みたいに写ってしまいましたが、実際はもっと明るいです
日本でもチュロスはディズニーランドで売られていたりして、人気があるようですが、ここスペインが発祥の地で、あったかーいとろとろのホットチョコレートにつけて食べるのが一般的です。しかも、朝にこれを食べる人が多いとか。ということで、我が家の近くに登場した屋台も、朝とおやつを食べる5時ころから夜にかけて営業しています。
おやつと言えば、日本では3時が定番ですが、スペインでは5時から6時くらいが普通です。そんな遅い時間でも、夕食が9時から10時で、夜ご飯の方が昼食より軽いものなので、問題ないようです。学校から帰ったよその家の子供たちはそんな時間に、フランスパンにハムなどをはさんだ、ボカディージョとよばれるものを食べる子も多いので、スペインに来たばかりのころは、こんな時間にあんなにおやつを食べて、夕ご飯が食べられるのかと心配したものでした(余計なお世話!)。
久しぶりにチューロスとホットチョコレートを買って食べてみました。さくさくのチューロスにとろーりほんのり苦くて甘いチョコレートがからまって、おいしかったです。マドリードにはChocolatería San Gines という19世紀に創業したという老舗があり、チューロスがとってもおいしいんですって。私も一度行ってみたいです。みなさん、マドリードにいらっしゃった際には是非チューロス コン チョコラーテをお試しください!