先週、スペインの子どもたちはのんびりしているという記事を書きましたが、学校が始まれば大変そうです。教師によっても違うのですが、結構宿題はありますし、小学校5年生くらいから頻繁に試験もあります。また、小学校と言えども、落第する教科が3つになると、留年決定です。
そのほか、子供たちのスペイン人の友達の様子を見ていると、結構習い事もしています。学校で授業後にあるクラブや、英会話や音楽などなど。日本の子供たちのように、塾にいっている子はいませんが、学校が終わってから、あまり遊ぶ時間はのこっていないようです。
写真は、2年前まで下の息子が通っていた、近所の公立小学校。冬のある時期に撮った写真です。ご覧のように、子どもたちは、ショッピングカートの様なかばんを持っています。小学校3年生くらいから、かなり分厚い教科書を使用しているので、宿題のために家に持ち帰ると、かばんは相当な重さになり、背骨のことを考えると、ごろごろ引っ張っていくほうがいいということで、こういうかばんを使っている子が多いです。
それと、写真の左側に写っているのは、学校までそれぞれ自分の子どもたちを送ってきた親たちです。幼稚園なら送ってくるのもわかりますが、小学校の高学年になっても親が学校まで送ってくる人が多いです。スペイン人には心配性の人が多く、学校までついていって安心したいのでしょう。また、学校まで車で送ってくる人も多く、学校の始まる時間と終わる時間は、学校の周辺は車であふれます。
日本とスペインの学校の違いはまだまだありますが、今日はこの辺で。