先週、サンティアゴ・デ・コンポステーラのご紹介をしましたが、大聖堂についてもう少し詳しく書きましょう。
この大聖堂の入り口近くに大きな香炉(Botafumeiro)が置いてあります。高さは約1メートル半、重さが50キロもあるそうです。これをMisa Solemneと呼ばれるミサの最中に上の方からぶら下げて、振り子のように聖堂内を振るそうです。残念ながらその振り子の香炉を見たことがありませんが、一度見たいと思っています。
大聖堂前の広場から大聖堂を眺めると、雨が多い気候の影響でいい具合に苔がついていて、とても荘厳な雰囲気が感じられます。そして、大聖堂を正面として左側には、5つ星のすばらしいパラドールがあります。宿泊しなくても、ちょっとお茶だけでも利用してみてください。歴史の重みを感じさせるものがたくさんあります。