学校や学年によって、あるいは、追試があるかないかによって、多少前後しますが、ほぼすべての学校が夏休みに入っています。先週の週末から本格的な暑さがやってきましたので、ご覧のようにマンションのプールは大賑わいです。
プール付のマンション、ましてや、プール付の一戸建ては日本ではとてもとても贅沢なものですが、スペインの旧市街では古い建物が多いので当てはまりませんが、郊外の新しい建物には、それほど豪邸でなくても、プールが付いているところが多いです。そして、ある程度大きなマンションには必ずプールの監視員を雇うことが義務付けられていて、水の事故がないように配慮されています。プール監視員は若い人が多いのですが、誰でもなれるというわけではなく、事故があった際にどうするかというような授業を受け、試験にパスした人でないとなれないということです。ちょっと見えにくいですが、写真の奥の方のパラソルの下にいるのが監視員です。
スペインのプールは、底がななめになっているものが多いです。深いほうは約2メートル半くらいあるのでしょうか。飛び込んでもぶつかって危なくないようになっているようです。赤ちゃんのころから毎日プールがある環境で育つので、幼稚園くらいの小さい子が全く水を怖がらず、飛び込んだりする子もいるんですよ。
我が家の息子たちも、12時ごろから9時ごろまで、お昼ご飯を食べに家に上がってくる2時半から2時間くらいは家にいますが、それ以外はプールに入ったり、マンションや近所の友達と芝生のところでしゃべったりして外で過ごします。なんとものんびりした、日本では全く信じられない夏休みの過ごし方です。