スペインの有名な三大祭の一つ、バレンシアの火祭りが近づいてきました。クライマックスは、毎年3月19日の夜中に道路に飾り付けられた張りぼての人形を燃やす催しで、日本のテレビなどでも放送されているのでご存知の方も多いかと思います。
先週の日曜日、2月24日の朝7時半から、バレンシア市民が集まってある通りを爆竹を鳴らしながら歩いていく、Despertaと呼ばれる催しがあり、いよいよ火祭りが始動となりました。
この日は14時からMascletaという花火も行われ、お祭りモードも盛り上がり始めます。このMascletaは夜空にうち上がる花火の美しさを見るものではなく、すさまじい音を楽しむものです。真昼間ですから、もちろん煙しか見えません。
何年か前、このMascletaを少し離れたところから聞いたことがあるのですが、それはそれはすごい迫力です。それに、10分くらい続くんですよ。
今年の火祭りのカレンダーによると3月2日からは最終日の19日まで毎日14時からMascletaがあるようです。どんだけ!(もう言う人はいませんか?)火薬を使うんでしょうね?
その他にも、美しい民族衣装を着た市民たちのパレードなど見所はいっぱい。バレンシアから目が離せませんね。