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スペインの結婚式

先週の土曜日、セビリアで主人の会社の同僚の結婚式に招待されていってきました。スペイン人の結婚式に出席するのは、これで6回目ぐらいです。やはり、日本の結婚式とは違うところがありますので、ここで紹介しましょう。

まずは、主人の会社の同僚の結婚式に私も招待されること。やはり欧米では夫婦同伴が当たり前なのでしょう。しかも、結婚していなくても、若い人は彼や彼女と一緒に出席しています。しかし中には結婚式が嫌いな人もいるようで。そういう人は、最初から断るのか、来ていませんでした。招待されたら、相手にどう思われるか気にして何がなんでも出なくては、ではないようです。気が楽ですよね。

この日の結婚式は、式が小さな教会で6時半から始まりました。一時間くらいミサがあり、その後教会の外で挨拶やらいろいろ。そして披露宴会場へ三々五々移動。8時過ぎから披露宴の夕食が始まる9時半くらいまで、外の庭でおつまみ(前菜)とお酒を楽しみながら再び出席者や新郎新婦や親族と歓談。(とにかく、歓談時間が多いのです)


ミサが終わって教会を出る新郎新婦

披露宴が始まる前の庭での前菜を食べながらの歓談風景。さすがセビリア、マドリッドよりはかなり暖かく夜でも外で過ごせます。

9時半からの披露宴では、新郎新婦の入場もケーキ入刀もスピーチもなんにもなし。ただ食事をしながら周りの人たちと会話し、新郎新婦が各テーブルに挨拶にくる、それだけです。だから、日本のように式の最後でお涙ちょうだいのような雰囲気には決してなりませんね。

あと、私がとっても気に入っているのは、引き出物がほとんどないこと。昔からの風習で男性には葉巻、女性にはちょっとした小物をプレゼントする人もあるようです。日本の引き出物は記念にはなるんでしょうが、後が困りますよね。写真だけでいいと思いませんか?

結婚式についてはまた来週も書きたいと思っています。

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2007年11月14日 19:39に投稿されたエントリーのページです。

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