明日11月1日はスペインでは「諸聖人の日」として祝日で、人々はお墓参りにでかけ、亡くなった家族を思い出す日となっています。日本のお彼岸みたいなものですね。この日は、お墓の周りは人であふれ、お墓はきれいにお花で飾られます。
日本ではお彼岸と言うと今ではそれぞれお墓参りに行くだけですが(中にはお彼岸の定番、おはぎを召し上がる方もいらっしゃるかもしれませんね)、スペインでは親戚であつまって、この日お決まりのスウィーツを食べるのです。それが、写真にある、ブニュエロと聖人の骨です。ブニュエロはプチ揚げシュークリームと言えば想像していただけるでしょう。クリームが今ではいろいろな種類のものが出ています。私が今回買ったのはカスタードクリームっぽいのとチョコレートクリームのものです。それと、手前にあるのは、聖人の骨。これはアーモンドの粉に砂糖などをいれた生地を骨の形にし、その中にカスタードクリームらしきものが入っています。
これらのお菓子は、ほとんどケーキ屋さんで買う人が多く、家で手作りする人は少ないみたいですね。そして、これらは量り売りで、だいたい1キロ23ユーロくらいでした。そうです、大体のクッキーやケーキなども計り売りされるものが多く、ショーケースに書かれている値段は、1キロのものなのです。値段が高くてびっくりされていた方も多いのではないでしょうか?そして、今回買ったのは、約280グラムで、7ユーロ弱でした。日本円だと1100円くらいでしょうか?結構しますよね。