新学年がはじまったのはいいけれど・・・
6月の中頃始まったスペインの学校の夏休みがようやく終わり、新学年がスタートしています。この時期、子供たちが学校に行き始め、親にとってはやれやれのひとことなのですが、教科書などを揃える仕事が厄介です。日本では、教科書は学校でもらうものということになっていますが、スペインの多くの県では(一部の県では日本のように無償配布しているところもあるようです)、親が買い揃えて子供に持たせなければならないのです。たいてい学校が6月の学年末に次の年度に使う教科書を発表するので、夏休みの間に予約することもできます。ですが、その予約した教科書の引き取りや教科書が間違っていたときの返還や交換などなど、大きなスーパーなどでは長い行列ができます。
「スーパーで教科書を?」と疑問に思う方も多いでしょう。我が家では、あの日本にも進出した、カレフールで予約して購入しています。というのは、去年まで教科書を25パーセント引きで販売していたからです。中学校くらいになると全部教科書をそろえると、約150から200ユーロ(日本円に換算すると約25,000から30,000円くらいでしょうか)かかるので、25パーセントは非常に大きいです。ですので、いつもカレフールで買っていたのですが、なんと今年から本の小売店などを保護する目的で値引きが一切なくなってしまったのでした。とほほほ、、、
今年も返還しなくてはいけない教科書があったので、列に並ばないといけなんだなーと覚悟している今日この頃。来週あたりに行きましょうか。