スペイン人は旅行好き。そんなスペイン人の間で最近人気が高まりつつあるのは、Casa Ruralという日本で言うペンションみたいな宿泊施設です。日本のペンションと違うところは、Casa Ruralは昔の農家などの家を改装して造ったりしているところが多いところでしょうか。
去年の年末休暇にスペイン北部のガリシア地方にあるオウレンセという街にある日本風の温泉に行く計画を立てました。マドリード-オウレンセは車で約4-5時間。近くのCasa Ruralをインターネットで探していたとき、写真に出ていた部屋のカーテンやベッドカバーの内装が一目で気に入り、このCasa Ruralに決めました。ここも廃墟となっていた農家を一部利用して建設したとのことです。
HPに簡単な地図と行き方が書いてあったのですが、何しろ周りにはなんにもない田舎にぽつんと建っているところだし、温泉に浸かった後でもう暗くなっていたので、途中で何度も電話で行きかたを聞かなくてはならず、とにかくたどり着くまで大変でした。でも、着いてみると、HPの写真のように部屋はきれいだし、レストランの食事がとてもおいしく、家族みんな満足できました。
Casaから見えた小さな教会。ガリシア地方は雨が多いので、苔がついて趣のある風景を作り出しています。都会の喧騒から離れ、しばらく眺めていたい風景でした。