2018年04月18日

長いトンネルを抜け・・・

前回の4月2日の投稿で少し春めいた天気となったと書きましたが、その後また冬に逆戻りの天候でした。この春は本当に雨が多く、肌寒い日が続きましたが、ようやく、冬のコートもセーターもいらない春らしい陽気となりそうな予報となっています。

雨が少ないスペインでは、特に去年の秋までダムの貯水量が激減しているというニュースが多かったのですが、この冬から春の降水のおかげで、貯水量が大幅に上がりました。それどころか、スペインの北東部を流れるエブロ川では氾濫が起きるという事態にまでなっています。

ご記憶の方も多いと思いますが、全世界に影響を及ぼしたリーマン・ショック後、特にスペインでは、失業率は他の国々よりも大きく、国の財政難もかなりのものでした。その象徴が、スペイン広場周辺のランドマーク的なビルが幽霊ビルとなっていたことではないでしょうか?

Edificio de España とTorre de Madrid ともう一つ大きなビルが、2012年頃からスペイン広場を囲むように空きビルのままずーっと長い年月が経っていました。

ようやく、スペイン経済も長いトンネルを抜け、去年、Torre de MadridでBarceló ホテルチェーンが入りましたし、今年2018年に入ってからスペイン広場の南東側の通り沿いに、5つ星のVP Plaza Españaがオープンしました。

そして、2017年からEdificio de Españaがリフォーム中で、来年夏ごろホテルとショッピングセンターがオープン予定ということです。どんな建物になるのか、とても楽しみです!
スペインの有力紙、El Paisの情報から見つけたリフォーム計画によると、最上階26階にはマドリッドを360度見渡すことができるプール付きのスカイバーができ、6-24階にはホテルの部屋が650部屋、地下1階から2階までにショップが入るようです。

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2018年04月02日

セマナ・サンタ@マドリード2018

日本では、今年の桜は早くてもう散ってしまったところもあるそうですね。ここマドリードでは3月中は肌寒い日が多かったのですが、ようやく最高気温が15度を超えて春らしい日が続くらしいです。

今年のセマナ・サンタは3月25日から4月1日までで、今年も去年に引き続き、マドリード市内のプロセシオンを見に行ってきました。今年は、マドリードの市役所のHPの情報を見ていたら、サエタを聞けるということが分かったので、その時間に合わせて行ってきました。

まず、サエタ(エにアクセント)とは何か、ご説明します。サエタは、特にアンダルシアやエストゥレマドゥーラ地方のセマナ・サンタのプロセシオンが通る時に歌われる歌で伴奏なしで歌われる宗教歌で、フラメンコの曲調の一つであるシギリージャが多いとのことです。
You Tubeで探してみたので、こちらをお聞きください。
https://www.youtube.com/watch?v=u0HHdxt5_kY

悲しい旋律で、キリストやマリア様への思いが伝わる情熱的な歌ですよね。この動画のようにプロセシオンを実施する信徒団が契約している場合もありますし、突然信徒の人が歌い出すということもあるそうです。バルコニーから歌うことが多いようです。

私が聞きに行ったのは、マドリード市役所が計画したもので、もともとマドリードのプロセシオンではサエタを歌う習慣はないそうです。場所はマヨール広場で、近くの教会から担ぎ出したキリストやマリア様のプロセシオンが広場を通るようになっており、その時にバルコニーから歌うことになっていたようですが、この日はあいにく雨が降り出し、プロセシオンが早々と通り過ぎてしまったので、その後観客に向かって歌ってくれたのですが、それはそれは感動的な歌声でした。


  マヨール広場を通ったプロセシオン

興味のある方は、是非本場のアンダルシアのプロセシオンに聞きに行ってみてください。また、アンダルシアまで行けない方は、私のようにマドリードで生のサエタを聞いてみてはいかがでしょうか?ちなみに、今年のマドリードでのサエタは聖金曜日の夜9時半からでした。その時間の前後ではマヨール広場の近くでいくつかプロセシオンが出ているので、そちらを見学することもできますよ。

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2018年03月22日

続・アランフェスへ

今年のスペインの天候は、いつもと様子が違い、春の訪れが非常に遅れています。去年の秋に降雨量がとても少なかったのですが、その分、3月に入ってから雨の日がとても多く、また3月下旬になった今でも気温も低いままです。木々は花をつけ始めていますが、本格的な春の陽気が待ち遠しい今日この頃です。

今日は、前回の投稿の続きです。

王宮からすぐ近くに、王子の庭園が広がっています。約150万㎡もあるそうで、アランフェスのもう一つの見どころである農夫の家までこの庭園を通っていくことにしました。
この日は平日だったこともあり、庭園の中はほとんど人気のない状態でした。でも、木々や道などよく整備されていて、家の近くにあれば毎日でもウォーキングしたいような美しい庭園です。

ガチョウのような鳥を見つけたので、逃げていくだろうなと思いながら近寄ってみると、いつも係の人から餌をもらっているのか、近づいてくるではありませんか。また、かわいいリスが木々を上ったり下りたりしていました。こちらは動きが早くて写真に収めるのには追いかけたりして大変でしたが、いいポーズを決めてくれました。

豪華な噴水も2カ所ありましたが、水は流れていませんでした。家に帰ってからHPで情報を見てみたら、12時台に10分間と17時台に10分間だけ水を出すようです。

王子の庭園を歩くこと約30分。農夫の家に着きました。農夫の家とは、王族が狩りなどをするときに休憩するためにカルロス4世の命で造られた建物です。私は、この日まで農機具などを展示している家なのかと思っていました。周りの土地が、かつて裕福な農夫のものだったことからこの名前が付けられたようです。

農夫の家では、王族は宿泊や食事をしなかったそうで、ただ数時間滞在するために造られたそうなのですが、豪華絢爛な装飾が施されていて、当時のスペイン王族の豪勢ぶりが想像できますね。

ここは、ガイドの説明を聞きながらグループで見学するようになっていて、自由に見学はできないので注意してください。

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2018年03月07日

アランフェスへ

3月に入りましたね。外はまだまだ冷たい雨が降っていますが、少し春めいてくるとなんだかお出かけしたい気分になりますよね。ということで、2001年に世界遺産に登録されたアランフェスまで行ってきました。

アランフェスはマドリードのアトーチャ駅からセルカニアという近郊鉄道が通っていて、約45分で、一時間に2~3本出ています。アトーチャ駅のセルカニアのホームはいくつかあって、少し難しいかもしれませんが、このように電光掲示板に出ますので安心して乗ってください。

セルカニアのアランフェス駅から最大の見どころ、王宮へは歩いて約10分。私は、まずOficina de Turismo(観光案内所)に行きたかったので、もう少し歩きました。
アランフェスに着いたのが12時過ぎ。スペインのお昼ご飯の時間には少し早かったので、まずは王宮の真ん前にあるタホ川沿いに建つカフェ&レストランでコーヒータイムを取りました。

そして、王宮へ。実は、アランフェスには義母がスペインに来た15年くらい前に行ったことがありました。その時は、スペイン語のガイド付きでグループでのみ見学ができていたのですが、今は個人でも見学ができます。また、タブレット型の音声ガイドも3€で借りることができ、日本語の物もあります!この時、名前が書いてある証明書の様なものを置いておかなければなりません。見学が終わってタブレットを返す時に、その証明書を返してもらえます。そういうことをしないと、タブレットを持って行ってしまう人がいるんでしょうね。

日本語の音声ガイドのおかげで、たくさんの王や王女たちが使用していた部屋や装飾品の数々を詳しく見学することができました。マドリッドにある王宮と比べても負けないくらいの豪華絢爛さで、見ごたえがあります。音声ガイドに沿って一通り見学を終えると約50分でした。もっともっと詳しく見たいという方は、同じ料金で1時間30分コースというのもあります(タブレットでどちらにするか選択できるようになっています)。


 
王宮内部は写真撮影禁止です。それを知らずに撮ってしまった一枚です。王宮内に入ってすぐの階段です。マドリッドの王宮と似ていますよね。よい子の皆さんは真似しないでくださいね(笑)。

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2018年02月21日

プラド美術館展

今年2018年は、日本とスペインの外交通商関係が樹立してから150周年にあたります。その記念事業の一つとして、「プラド美術館展」が東京と兵庫で開催されます。今までプラド美術館展は東京では4回開催されているようですが、今回は「ベラスケスと絵画の栄光」と題して、ベラスケスの作品7点を軸に17世紀の絵画の傑作61点が展示されます。東京での開催は、上野の国立西洋美術館で2月24日から5月27日まで、兵庫県では、兵庫県立美術館で6月13日から10月14日までです。

展示会の詳細はこちらで https://artexhibition.jp/prado2018/

そして、日本スペイン外交関係樹立150周年に関する詳細は
http://www.es.emb-japan.go.jp/JPES150/jp/historia.html
このページによると、日本とスペインの交流が始まったのは、あのフランシスコ・ザビエル神父が来航したときですが、その後鎖国中は全く交流がなく、本格的に外交関係が始まったのが150年前なるそうです。

もうすぐ開始となる東京の「プラド美術館展」のニュースを見て、久しぶりにプラド美術館のHPを見てみました。前回プラド美術館を訪れたのが2014年だったので約4年ぶりです。

そこで目に留まったのは、プラド美術館に少ししかいられない人のためのおすすめコースです。1時間が15作品、2時間が30作品、3時間が54作品です。プラド美術館には膨大な数の作品が展示されており、もちろんすべてがそれぞれに素晴らしい作品なんですが、全部観賞しようとすると時間的にも体力的にも厳しいですよね。そこで、プラド美術館が厳選してくれた作品を、日本語のガイドフォンで説明を聞きながら鑑賞すれば、短い時間でもプラド美術館訪問が素晴らしい思い出になること間違いなしです。

その1時間コースの15作品はこちらです。作品名、作者名、展示室(Sala)だけ書きます。
1 La Crucifixión
Flandes, Juan de
Sala 057

2 El caballero de la mano en el pecho
El Greco
Sala 008B

3 Las meninas
Velázquez, Diego Rodríguez de Silva y
Sala 012

4 El sueño de Jacob
Ribera, José de
Sala 009

5 El 3 de mayo en Madrid o "Los fusilamientos"
Goya y Lucientes, Francisco de
Sala 064

6 La Anunciación
Angelico, Fra
Sala 056B

7 El Cardenal
Rafael
Sala 049

8 Carlos V en la Batalla de Mühlberg
Tiziano, Vecellio di Gregorio
Sala 027

9 La Inmaculada Concepción
Tiepolo, Giambattista
Sala 019

10 El Descendimiento
Weyden, Rogier van der
Sala 058

11 Tríptico del jardín de las delicias
El Bosco
Sala 056A

12 Las tres Gracias
Rubens, Pedro Pablo
Sala 029

13 Autorretrato
Durero, Alberto
Sala 055B

14 Judit en el banquete de Holofernes (antes Artemisa)
Rembrandt Harmensz. van Rijn
Sala 016B

15 Orestes y Pílades o Grupo de San Ildefonso
Escuela de Pasiteles
Sala 071

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2018年02月07日

続・チンチョンへ

今日は、チンチョンのご紹介第二弾です。

マヨール広場にある建物の一階には、バルや土産物屋さんがあります。やっぱり旅行したなら、その土地の民芸品などをゆっくり見たいですよね。ここには、鉄製の装飾品など売られていました。

そして、広場の一角には、ナシミエントが置かれていました。

この広場からすぐ近くにチンチョンのパラドールがあります。このパラドールは、17世紀の修道院を改装したものです。ここのバルで、コーヒーを飲みました。タイルをふんだんに使った内装がとても素敵です。

そして、中庭もとても落ち着いた雰囲気で、昔の修道院だったころを思い起こすことができます。中庭を囲み回廊には、修道院だったころの装飾品がきれいに飾られています。

マヨール広場から駐車場に戻るまでにちらっと見えた集合住宅地が素敵で、中に入って写真をとりました。ここは普通の住宅用の建物の様でした。よくよく見ると古い建物のようですが、なかなか素敵ですよね。

マドリードに戻る前に、町のはずれにあるチンチョン城に寄りました。15世紀末に建築されたお城ですが、何度も戦争で破壊されたということで、一時はアニス酒造工場として利用されていたそうです。内部は見学できませんが、外からは当時の城主が住んでいたころの時代を想像することができます。

今回、チンチョンでは食事はしませんでしたが、アニス酒やにんにくなど、チンチョン名物もありますので、是非この地の名物料理に舌鼓を打ってください。

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2018年01月23日

マドリードの地下鉄が変わりましたよ!

2017年にスペインに訪れた観光客数が今までの記録をさらに更新し、8200万人にも上ったそうです。ご存知のようにカタルーニャ州では独立騒動のため、観光客が減少し、他の州より伸び率が少なかったらしいので、もし独立騒動がなければもっと人数が多かったのではないでしょうか?

日本でもここ数年外国人観光客が大幅に増えており大きな話題を呼んでいますが、それでも2017年は2900万人だったということですから、この数字から見ても、スペインが観光立国だということがお分かりいただけると思います。

マドリードも観光客が大幅に増えた州のひとつですが、観光客があちこち移動するのにとても便利なのが地下鉄ではないでしょうか。路線も多いし、電車の本数も多いので待ち時間も少なく、昼間の時間帯ならとても安心して乗ることができます。

ただ、注意してほしいのが、切符の買い方が2017年のおわり頃から変更になっていることです。

今までの、一回券や十回券の紙の切符が廃止されました。どうしたら地下鉄に乗れるかというと、まず2.5€のムルティ・カードというカードを購入して、そのあとにそのカードにチャージする方式に変更になりました。チャージは、地下鉄一回分でも十回でもOK。前の紙の切符の時と同じように、他の人が使うこともできます。

紙の切符廃止となり、カードに何度もチャージできるので、エコではありますが、外国からの観光客の方々にとっては、カード代がかかるので不便な点もあるのではないでしょうか?

それに、10回券を買ったとき、紙の切符であれば、使った分だけ改札を通ったときに印がつくので、後何回使えるかすぐに分かるのですが、カードでは分かりません。そこで、スマホのアプリがあって、それをダウンロードしておけば、NFC機能を使ってカードをかざすだけでどれだけ残っているか分かるようになっています。また、地下鉄だけではなく他の近郊バスなどの回数券もチャージできるので、住民にとっては便利です。

マドリード地下鉄の10回券は、私たちが住み始めた約20年前は本当に安かったです。調べてみたら、2000年は10回分がたった4.24€だったんですよ。それが、今では12.20€。日本の公共交通機関に比べればまだ安いかもしれませんが、20年間で約3倍はすごい値上がり率です。特にリーマンショック後の財政難の時にググっと上がってしまいましたね。

私は郊外に住んでいるので2018年になってからまだマドリードの地下鉄を利用していませんが、観光客の方々にとっては混乱してしまうんじゃないかと心配しています。利用客が多い駅には駅員が助けてくれていることを祈りたいです。

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2018年01月09日

チンチョンへ

皆さま、明けましておめでとうございます!本年もどうぞよろしくお願いいたします。

1月2日に、マドリードの南東50㎞ほどのところにあるチンチョンにドライブに行ってきました。車で約50分くらいです。ここには、過去2回くらい来たことがありましたが、最後に来たのももう15年くらい前になります。

チンチョンに着いて少し探したら、市の駐車場を見つけました。それほど大きい町ではないので、無料駐車場です。そこから町の中心地、マヨール広場までは歩いて10分弱。

一番古い建物は15世紀からあるとか。本当によく建っているものですよね。木のバルコニーがとても素朴で、緑色がきれいですよね。前に来た時には、もっと古びた感じがしたように記憶していますが、あれから補修されたのでしょう。

まずは、この広場にある、ツーリストインフォメーションに地図をもらいに行きました。それほど見どころというものはないことは分かってはいたのですが、まだお休みモードが続いていて中に入れるところはほとんどなかったです。スペインでは1月2日はもう平日扱いなので、トレドやセゴビアの大観光地ではこういうことはないでしょうが、この小さい村ではゆるーいんですよね。まぁ、こういうのがスペインらしくてよいのですが。

ツーリストインフォメーションのとなりにあったこの水槽。きれいに絵をかいたりしていましたが、何なんだろうと不思議に思ったので、職員に聞いてみたら、昔の洗濯場だったそうです。30-40年くらい前までは実際に使用されていたそうです。

マヨール広場から坂道を上っていくと、1626年に完成した聖母被昇天教会があります。この教会の中央祭壇にはゴヤの「聖母被昇天」が飾られているということです。残念ながら、この時は教会が閉まっていて、入ることができませんでした。

この教会の隣には、時計塔があります。そして、この教会・時計塔が丘の上に建っていて、マヨール広場の方を見渡すことができます。丘を下りてまた広場に戻るときに、ちょうど鐘が鳴り響き、美しい音色を聴くことができました。

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2017年12月28日

ハモン・イベリコ、ゲット!

2017年もあと残すところ4日となりました。皆さま、年末いかがお過ごしでしょうか?我が家では、おせち料理はあまり好きでないことをいいことに作らないし、お客さんもないので、のんびり過ごしていますと言いたいところですが、日ごろの手抜き掃除のつけが回ってきて、大掃除に追われている今日この頃です。

今年は、なんと生ハムの足一本ゲットです!夫が勤めている会社に業者から贈られたお歳暮の品なのですが、夫がくじ引きで大当たりしたのです!

早速、ハモネロと呼ばれる生ハムを切るために固定する器具を取り出し足を固定します。まずは、外側の固いところと油の部分を取り除いて、ハムの赤い身が出てきたら薄―くスライスしていきます。薄く切っていくのが、結構手間がかかりますね。そして、食べる分ずつスライスしていきます。いただいた生ハムの足は、なんと6.5㎏!全部食べ終えられるのは、いつでしょうか?前回、いただいた時ももったいない話なのですが、食べきれないうちにカビが生えてしまったことがあり、いつも買っているいう息子の友達に、そのことを相談したら、驚かれたということです。というのは、カビが生えるようになるまでに食べつくすそうなんです。まぁ、スペイン人家庭では、クリスマスイブ・クリスマス、そして大晦日・元旦と親せきが集まり食事をするので、その時に大量消費するんでしょうね。

今回いただいた生ハムは、ハモン・イベリコ(イベリコ豚の生ハム)の中でもセボカンポというランクに入るようです。2014年にハモン・イベリコのランク分けについて改正があったようで、ハムの足につけられたタグの色で判別できるということです。

そのタグの色は4色あり、最高級のものから、黒・赤・緑・白となっています。今回のものは緑のタグがついておりました。それは、黒いひづめのイベリコ豚ですが、50%以上イベリコ豚の血が入っていればいいらしいです。そして、狭い豚小屋でなく、ある程度広さがある豚牧場で放牧して育てられ、どんぐりや自生植物や飼料を与えられたもののようです。

黒いタグは、100%イベリコ豚の純血種の豚で、しかもドングリまたは自生植物のみを餌としているもののみに付けられるということです。

生ハムの足を買うと骨までスープの素として使うことができるようです。特に、ひよこ豆の料理、コシードに入れるといいそうです。家ではコシードは作ることがないですが、豚骨ラーメンのスープにできるのかな?でも、切るのが大変そうだから無理そうです。

スペインにいらっしゃったら、生ハムの足をご覧になることもあるかと思いますが、タグを確認してみてください。そして、できれば黒タグの生ハムをご賞味ください!

2017年の投稿はこれが最後です。2018年もどうぞよろしくお願いいたします。皆さま、良いお年をお迎えください!

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2017年12月13日

スペインのクリスマス

今年もあと20日くらいとなりましたね。毎年言っていますが、本当に月日が経つのが早くて恐ろしいです。クリスマスが近づき、各家庭ではその準備に追われている頃なのですが、今日はスペインのクリスマスの習慣の一つ、ベレンについて紹介したいと思います。

クリスマスというと、日本では、イルミネーションやクリスマスツリー、そしてキラキラとした包装紙やリボンなどで飾られたプレゼントというイメージが浮かび、友達や恋人と楽しく過ごす日と受け止められていますね。一方、カトリック教徒が多いスペインでは、イエス・キリストの誕生した日というとても重要な意味があり、クリスマスイブの夕食、クリスマスの昼食には親せきで集まり食事をとるのが普通だそうです。

スペインでもクリスマスの飾りつけとしてツリーやイルミネーションもありますが、伝統的な飾りと言えば「ベレン(またはNacimientoナシミエント)」になります。ベレンとはスペイン語でキリストが誕生した町ベツレヘム、ナシミエントというのはスペイン語で誕生という意味です。馬小屋でキリストが誕生した様子を人形で再現したものが「ベレン」で、ただその誕生の場面だけのものもあれば、その他にベツレヘムの町に住むその他の人々も加えた大掛かりのものまで様々です。


 息子の友達の家のベレン

今日、家の近くの教会に飾ってあるベレンを見に行ってみました。この教会は、家から歩いて約5分のところにあるのですが、10年ぐらい前に建てられたとても新しい教会です。

約3メートル四方の広さのところにベツレヘムの町がつくられていて、キリストが誕生した馬小屋にはライトがつけられ、水車小屋には本物の水が使われていたりして、かなり手の込んだものです。そのほか羊飼いや陶器を売る店など、当時の人々の生活の様子が再現されています。

12月初旬から1月初旬までにスペインを旅されることがありましたら、教会やその他市役所関連の公共の場などでベレンが飾られているので、是非とも実物をいくつか見ていただきたいです。

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